建物が完成すると見えなくなってしまいますが、鉄筋コンクリート構造のコンクリートの中には、骨組みとなる鉄筋が埋め込まれています。この鉄筋を構造図にしたがって組み立てていくのが、鉄筋工事の仕事です。鉄筋コンクリート構造は、高層マンションやビル、トンネルや高速道路など、生活の基盤になるほとんどの建築物に用いられています。SHOEIは、地域の暮らしに”安全”や”安心”を届ける大切な役割を担っています。
日本を代表するような建築物や、地域の生活基盤となる橋や高速道路など大規模なプロジェクトを数多く手がけています。重要な役割を担う存在だからこそ、「つくる」職人たちが笑顔で働ける安全な環境づくりと、「使う」お客様の笑顔をつくる品質の確保を、より高い次元で実現させるため、日々切磋琢磨を続けています。
Workflow
設計図や仕様書を元に工事に必要な鉄筋の数量を算出し、現場での取り付けができるように施工図を作成します。
図面から拾い出された内容に合わせて鉄筋を加工し、現場へを搬入します。2016年に加工場を新築し、働きやすくなりました。
現場経験を積んだ職長や技能者が、設計図を元に配筋し、作業の段取りをします。指示に基づき、鉄筋を組み立てていきます。
ハッカーという道具を使い、鉄筋をしっかり結束していきます。水平垂直がバッチリ決まった鉄筋は芸術作品のように美しいです。
設計図に基づき、きちんと鉄筋が組み立てられているか、自主検査及び第三者機関等が配筋検査を実施します。
配筋検査に合格したら、コンクリートが流し込まれます。これにより鉄筋は見えなくなってしまいますが、見えないからこそ品質確保が大切です。